できるリーダーは「これ」しかやらない。
2019年に発売された本で、当時チーフだった私はこの本を読んで感銘を受けました。
私が社会人になった時はまだパワハラ、残業、ワークライフバランスなんて言葉なかったので、
リーダーとなった時は本当に色々悩みました。
今も悩むことばかりで、先日も部下への対応を誤ったかなと、休日も考えていた時に久しぶりにこの本を手に取り読み直してみました。
読み直すと意識できてないこともあり反省です。。
今からリーダーになる人、最近自信がないリーダー、初心を思い出したいリーダー、とても勉強になりますす納得できる内容が盛りだくさんなので、是非この本を手にとってみてください。
【できるリーダーは、「これ」しかやらない。】
気をつけたい、覚えておきたいポイントは沢山ありますが、個人的に忘れず心がけようと思ったのは以下。いま上司の方々は「わかってるよ」って内容かもしれませんが、意外とその場になるとできてないこともあるかもですよ。
・入社最初の3年が勝負。仕事を任せていかないと部下の成長は鈍化する。
・厳しさがパワハラになる時代、「厳しく伝える」のではなく「丁寧に伝える」だけで上手くいく。甘くするのではなく丁寧に伝える。
・あれこれ注意せず、相手軸で考えているのかを常に考えさせる。
・「この人の可能性にかける」という覚悟。そして、「裏切られてしまったら、その時は自分が悪かったのだ」と受け入れる覚悟。
期待すべきは、スグの結果ではなく、その人のノビシロです。
・自分でやらず、失敗してもいいので部下に挑戦させよう。投資だと思って。新人にも。
そしていかなる部下でも、任せる時には一言「どう、できそうかな?」と意志を確認することで部下に自分ごとしてもらう。
・「背中を見て覚えよ」は職場を地雷原にする。要は部下がどう動いてよいかわからなくなるし、聞きづらい環境は恐怖を生む。
・部下の主体性を引き出すために、あなたの弱みをうまく見せよう。
・任せると放任は違う。任せるとは「作業を把握」し「負の感情を把握」し「フィードバック(感謝)」すること。
・部下の前では、自分のことは横に置いておくと決めよう。
・いかなる価値観も否定せず、受けとめることからはじめよう。
・任せていくためにには、自分のこと以上に、相手への配慮を大事に。
・転ばないように過保護になるより、転んだことから学べる能力を習得させる。
・人は期待をかけられると変わる。期待をかけるシーンを時には周りを巻き込んで考え作ってみる。
・自分が理解できることだけに賛成は間違い。むしろ違う方法を歓迎しよう。
・リーダーが主役になってはならない。一人ひとりに適した役割を与え力を引き出す。
・部下を下に見ず、プロとして敬う姿勢をもつ。言葉にも細心の注意を。
・リーダーは違う価値観に触れる習慣を持つ。
一緒に仕事するメンバーには幸せになってもらいたいと常に思っています。
だから仕事も辛いと思いながら働いてほしくないですし、私が変わることで少しでもうまくいくことがあるならば変わります。
様々な価値観を受け入れながら一人ひとりと向き合っていけたらと。
最後まで読んでいただきありがとうござました。